渡った先にひかりが在るのなら 君とでもきっと、生きていけるでしょう。 玩具のような視界が いつの間にか奇妙に正しく はやく前へ進めと ひどく囁くから ぶち撒けた脳髄が、全て書き換える。 錯綜する情報に 全部嘘だったんだよ、と笑って まっさらになるまで ひとり 紅く染まった憧憬は 暗く堕ちて、もう、戻らない。