吹雪ときどき三時のおやつ
ぐるるる、と唸り声が聞こえそうだな、なんてシリウスはのほほんと考えていた。 というのもこの二人がこうして ブリザード吹き荒れる山頂で睨み合う獣のようになることも珍しくないからである。 「ねぇカペラ。今度は何が原因なんだろうね」 「さぁ…でもどうせ、」 大したことじゃあない、と揃った声に二人して笑ってしまった。 「ベテルギウス、早く帰って来ないかなぁ」 「そろそろ帰って来るはずだし、お茶の用意でもして待ってようか」 「うん。 シィ姉、今日のおやつは何?」 禍々しい空気をぶつけ合う二人の横で二人を和気藹々とお茶の用意を始める。 「スピカもポルックスも、気が済んだらお茶にしようね」 ほんわりとそう笑った少年に、二人は困ったように眉を寄せて見せた。
(ケンカップル) 診断メーカー
20130923