棄てられない夢を見よう
熟睡などしていないであろうことは、自分もそうであるから良く分かっている。 いつ、どんなときも。 自分の身を守る者は自分でしかないのだと、そう身体に刻み込まれるようにして育てられた。 それが出来なければ死ぬだけだ、 こんなギリギリの世界で死にたいとそう願う者はあまりに少ない。 「…でも」 半分しか見えない、色白な寝顔に呟く。 「それでもいつか、なんて思うんだ。 いつか、君がオレの隣でなら―――なん、て」 それは、あまりに夢見がちな戯言。
(愛しい横顔) 診断メーカー
20130923